2012年3月22日(木)
07:30
:出発。
都内を出発。
大泉から、外環→東北道で、一路福島へ。
大泉から、外環→東北道で、一路福島へ。
写真:
風邪ひきの三四朗、声ガラガラ。
「でも"、がん"ばる"ぞ----」
三四朗と同行スタッフ、ドライバーの須能さん。
2012年3月22日(木)
08:00
:大泉ICより外環へ。
道はスムーズ。旅の出だしは好調!
写真:
外環。
2012年3月22日(木)
10:20
:那須高原PA。
異彩を放つ変なクルマを発見。その名も「耳car(ミミカー)」。
東北応援メッセージを集めラジオで放送するという。
東北応援メッセージを集めラジオで放送するという。
写真:
趣旨に賛同し、メッセージを吹き込む。
HEARTLINK NIPPONステッカーをいただく。
写真:
HEARTLINK NIPPONステッカー
2012年3月22日(木)
10:37
:那須高原PA発。
福島西IC手前から渋滞。震災被害による道路復旧の為、車線規制中。
写真:
渋滞中。
2012年3月22日(木)
12:00
:吾妻PA。昼食。
パーキングエリアの端に「スピード体感コーナー」なるものを発見。走る車を間近に見られることで速度を感じられるとの趣旨のようで実際試したが、そうでもなかった。
写真:
「スピード体感コーナー」
2012年3月22日(木)
12:45
:国見ICにて降りる。
こちらで諸々手配してくださった方への手土産を買うためお店を探す。
「地元で買うことが復興支援だから!」と三四朗。
ほんとのところはさておき、それはそのとおりとお店を探すと、小さな和菓子屋さんが。
「地元で買うことが復興支援だから!」と三四朗。
ほんとのところはさておき、それはそのとおりとお店を探すと、小さな和菓子屋さんが。
写真:
ローカルな雰囲気に惹かれ訪ねてみる。
おじいちゃんとおばあちゃん、お二人でやっていらっしゃるお店。お菓子はすべて手づくり。
写真:
「ここもずいぶん揺れて2軒隣は取り壊し。そして今度は”放射能”で、若い人たちはみんな出て行ってしまった。」とおばあちゃん。
お店自慢のおまんじゅう「国見の絆」は、3年前テレビの取材を受けた折、局の人がつけてくれた名称とか。
写真:
「国見の絆」
いろいろ詰め合わせてもらって、お店を後にする。
写真:
いろいろありがとう。どうぞお元気で。
2012年3月22日(木)
13:20
:今回お世話になる、みしなさん邸着。
今夜は地元のライブハウスで、みしなさんのバンドと三四朗のジョイントライブが予定されている。
素敵な居間で奥様手づくりのコーヒーゼリーとみかんジュースをいただきつつ、近況をお聞きする。
現在福島では、テレビは毎日、ラジオでは、それこそ、毎時、放射線量を速報し、奥様同士のお茶飲み話も、"今日の線量"から始まるとか。
素敵な居間で奥様手づくりのコーヒーゼリーとみかんジュースをいただきつつ、近況をお聞きする。
現在福島では、テレビは毎日、ラジオでは、それこそ、毎時、放射線量を速報し、奥様同士のお茶飲み話も、"今日の線量"から始まるとか。
写真:
みしなさんに近況をお聞きする。
2012年3月22日(木)
14:30
:みしなさんに先導いただき、梁川小学校へ。
校舎は倒壊こそまぬかれたものの、損傷激しく"全壊"評価。近く取り壊されるという。その前に、親しんだこの学び舎で卒業式を迎えることは、生徒・先生方の悲願だった。
写真:
校庭から見た梁川小学校。
奥が校舎、手前右が明日卒業式が行われる体育館。
式会場となる体育館はみんな総出で準備中。
写真:
梁川小学校体育館
担当の先生と段取り打ち合わせ。
写真:
式後に三四朗のステージを用意してくださることに。
少し離れた場所にある仮設校舎へ移動し、詳細打ち合わせ。
この仮設校舎は本来昨年12月完成の予定だったものが、今年2月25日になってやっと出来たとのこと。
それまで子どもたちは、1-3年生は梁川中学校、4-6年生は梁川高校と、分散しての学習を余儀なくされた。
幸い中学校・高校は隣接するエリアにあり遠隔離散することはなかったが、間借りしての授業は何かと不自由だっただろう。それでも子どもたちは、度重なる校舎移転にも「かえっていろいろな思い出ができた」とプラスにとらえ、別れ別れになっていたからこそ、一つになれたことの意味、喜びを実感している。
その姿には先生方も教えられることが多いという。
この仮設校舎は本来昨年12月完成の予定だったものが、今年2月25日になってやっと出来たとのこと。
それまで子どもたちは、1-3年生は梁川中学校、4-6年生は梁川高校と、分散しての学習を余儀なくされた。
幸い中学校・高校は隣接するエリアにあり遠隔離散することはなかったが、間借りしての授業は何かと不自由だっただろう。それでも子どもたちは、度重なる校舎移転にも「かえっていろいろな思い出ができた」とプラスにとらえ、別れ別れになっていたからこそ、一つになれたことの意味、喜びを実感している。
その姿には先生方も教えられることが多いという。
写真:
仮設校舎
今年の卒業生を送り出し、ここに建って80年の歴史に幕を降ろす校舎だが、その後については意見を二分する議論となっている。
この学校の敷地は、町を見下ろす小高い丘の上にあり、元は伊達家の城があった場所。天守閣を持つ城が出現する以前の構築物があった一帯でもあり、歴史文化財的にも貴重なのだそうだ。
現在、この場所を史跡公園として整備する意見と、校舎を再建する意見とがぶつかっている。
ただ、史跡であるということで、再建は許可されない見通しとのことだ。
この学校の敷地は、町を見下ろす小高い丘の上にあり、元は伊達家の城があった場所。天守閣を持つ城が出現する以前の構築物があった一帯でもあり、歴史文化財的にも貴重なのだそうだ。
現在、この場所を史跡公園として整備する意見と、校舎を再建する意見とがぶつかっている。
ただ、史跡であるということで、再建は許可されない見通しとのことだ。
写真:
校庭脇の心字池の向こうには当時の石垣が残る。
2012年3月22日(木)
15:30
:再びみしな邸。
梁川小学校を辞し、みしなさん邸で今夜のライブのリハーサル。
写真:
旧宅の”音楽部屋”。
2012年3月22日(木)
18:30
:梁川駅前のライブハウス「百萬馬力」でのライブ。
みしなさんのご友人、知人ら50名ほどのみなさんが詰めかけて、居心地の良い空間でのライブステージは大盛り上がり。
写真:
ライブハウス「百萬馬力」
1部は懐かしのフォーク。かぐや姫や、井上陽水など。
2部はポピュラーな洋楽。3部はサックス三四朗、ギターさとうさん、ベースあべさんのトリオによるセッション。
写真:
熱いプレイに拍手鳴り止まず。
動画:
神田川
動画:
フライ・ミー・トゥ・ザ・ムーン
2012年3月22日(木)
22:00
:ライブ終了。
密度の濃い時間で、みなさん満足げ。心の内には渦巻く思いがおありだろうけれど、下を向いていても始まらない、顔を上げて生きていく。その強い意志を感じた。
2012年3月22日(木)
23:00
:本日終了。
地元のお寺「萬休院」宿坊に宿を借りる。