2013年4月27日(土) 快晴!
7:45
:新宿西口、スバルビル前集合。

今日は快晴!
"雨男三四朗"のジンクスを覆す、抜けるような青空の晴天に恵まれました。
"雨男三四朗"のジンクスを覆す、抜けるような青空の晴天に恵まれました。
写真:
スバルビル前
8:00
:出発。

チャーターバスにて出発。
中型ながら足元広々、ゆったり座席でなんだかゼイタク気分。
中型ながら足元広々、ゆったり座席でなんだかゼイタク気分。
写真:
いよいよ出発です。

連休の入り鼻だけあって、首都高渋滞中。
でも、箱崎を抜けると流れはスムーズに。
でも、箱崎を抜けると流れはスムーズに。
写真:
渋滞。

常磐自動車道を北へ。
東京ではすっかり濃くなった緑も、北上するにつれ、だんだんと早春の色に。
東京ではすっかり濃くなった緑も、北上するにつれ、だんだんと早春の色に。
写真:
バスの車窓から。
10:57
:いわき勿来IC出。
小名浜へ。
11:30
:小名浜漁港着。

震災の時はここも2mを超える津波に襲われ、ファンクラブメンバーの知人も亡くなりました。
献花し、しばし黙祷を捧げます。
写真:
花束を捧げ、冥福を祈ります。
11:45
:昼食。

港の目の前「市場食堂」で豪華海鮮丼ランチ。
写真:
海鮮丼!たのしみ、たのしみ!

「さすが港町の食事処!」と思いきや、魚はすべて他県から取り寄せているとのこと。
ここは、原発から南へ約50km。
出漁しても獲った魚はすべて検査に回すため、市場に出すことはできないのだそう。
写真:
海鮮丼!

あの日から2年以上経ってなお、闘いは続いている。
写真:
「市場食堂」の隣、漁協の柱に掲げられた決意。
12:30
:「市場食堂」発。
高田松原の「奇跡の一本松」同様、津波に耐え、今も立ち続ける「イブキの樹」を見に行きます。

海沿いの道を北上。
写真:
塩屋崎燈台手前、土台だけが残る集落跡。

海岸線には新しい家も建ち営みは戻ってきているように見えるが、そこかしこに、今も津波の大きな爪跡が残る。
13:08
:イブキの樹着

イブキの樹がある、「コーヒーショップ息吹樹」着。
写真:
「コーヒーショップ息吹樹」

イブキの樹。
いわき市の保護樹木で、推定樹齢150年。
写真:
イブキの樹。

見学の後、「コーヒーショップ息吹樹」でお茶。

期せずして、サックスとギターでライブ!(Sax:三四朗、Guitar:音楽隊中野さん)
ボサノバのナンバーから、「海の風」「WAVE」。
「コーヒーショップ息吹樹」は、目の前に水平線が広がる、素晴らしいロケーションにあり、春の海を眺めながらのライブは、なんとものどかで贅沢なひととき。
写真:
ライブ演奏!

でも、あの日は、この海の向こうから津波が押し寄せた。
周囲の家々も流され、お店も壊れた。
写真:
お店の前に広がる海。


偶然お店で一緒になったお客様、加藤さんご一家。
富岡町からいわきに避難しての生活をされているとのこと。
富岡町は福島第一原子力発電所から南に数kmの位置。現在、自宅には週1回数時間だけ掃除のため一時帰宅が許可されるが、元の生活を取り戻す目処は全く立っていないそう。
立ち入り制限区域となって人のいない町中は荒廃し、"イノブタ"が徘徊していて、恐ろしい感じだという。
写真:
貴重なお話をお聴きします。

※この時、万本桜でのイベントをご案内したところご来場くださり、今日のお礼にと富岡町の桜の写真をいただきました。
◆『2009年4月』の写真には、満開の桜の下をそぞろ歩く人々の姿が見られるが、
◆『2011年4月』は誰もおらず、ただ桜のみ。(この写真も車の窓越しに撮られたものと思われる)。
◆そして今年、『2013年4月』。未だ人は戻れず、道路には封鎖のコーンが立ち、交差点も黄色の点滅信号。ただ桜のみが、変わらず花を咲かそうとしている。
この生々しい現実に、「想像を絶する生活をしています。」と語られたおばあさまの言葉が重なり、胸が詰まる思いです。
写真:
富岡町夜ノ森の桜
14:20
:「コーヒーショップ息吹樹」発。
本日の宿泊先、いわきワシントンホテルへ。
15:00
:いわきワシントンホテル着。


チェックイン。
荷物を置いて、一息ついたら、桜の山へ。
写真:
いわきワシントンホテル着。
15:45
:ホテル発。
16:00
:万本桜の山着。

写真:
早春の色を残した桜の山。




以前、空き地と杉木立だったところが整地され、ステージと竹で作られたベンチの広場に。広場をぐるっと囲んで、今回建てられた回廊が桜の山に延びています。
写真:
回廊美術館。

昨年秋、みんなが植えた桜も、しっかり元気でした!
写真:
桜の山。

蔡國強(サイコッキョウ)さん、作品試作風景。明日の本番を控え、入念な準備がなされています。
世界的アーティストの実演とあって、中国メディアをはじめ取材陣も大勢。
写真:
作品試作中の蔡國強(サイコッキョウ)さん。

陽が落ちる頃から、みんなでバーベキュー。
写真:
おいし~!

三四朗音楽隊によるリハーサルを兼ねた演奏。
主なメンバーは、三四朗セッション会の常連でもあり、息の合った演奏はさすが!
明日の本番も楽しみです!
写真:
三四朗音楽隊。
20:30
桜の山発。

ホテルへ。
本日終了。
写真:
万本桜事務所。