MADEIRAセッション通信:vol.5

セッション風景

■バックナンバー

2011年11月29日(火)19:00からの本年最後のセッションは、こんなカンジで。

◆セッションレポート第5弾。
本日のメンバーは、Aベース1、Aギター2、Eピアノ1、アルトサックス1、テナーサックス1、ソプラノサックス1、ヴォーカル2、見学1。

◆今年はこれで最後となるマデイラセッション会。
本日はヴォーカルメインの楽曲に新譜も交えて。

◆楽器中心で演ってきた楽曲もヴォーカルが入ると、雰囲気が変わってぐっと“オトナ”なカンジに。
やわらかく、しっとりした歌が素敵です。

◆今回は(「も」か?)撮影をサボって、動画を多めに録りました。(写真だとシャッター押さないといけないですが、録画なら録りっぱなしでいけますし。最近、演奏が愉しくて、つい・・・)

☆可愛いステキな「Garota de Ipanema」

☆2人のデュエットで「Fly me to the moon」

※他にも「Corcovado」などもとっても良かったです。三四朗がカメラの前に立ちふさがったりしていて映像的には使えず・・・(-"-)。

◆三四朗はもちろん、上手な仲間に気軽に教えを乞えるのも、このセッション会ならでは。
じつは、なにをかくそう、ぼくにとって“アドリブ”は目の前に立ちはだかる高い壁。(隠すまでもなく、明らかに、なのですが)
なんとか越えたいわけなのですが、どこにどう取っついてよいのか、そもそもそこから解らない。

楽器店の教則本コーナーで「できる!アドリブ教本。これであなたもバリバリ!」的なものを手に取ってみても、コードとそのスケールがずら~と表記されているばかり。
まぁたしかに、そうなんでしょうけれども。
ぼくとしては、もうちょっと、コツというか、「要はココ!」的なアドバイスが欲しいわけでして。ぶつぶつ・・・。
とまあ、日々悶々としておったわけです。

◆そこで今回、ギタリストのさとうさんにそのへんのことを聞いてみたのです。(彼は、キュートなベーシストみすずさんをして「彼のギターには惚れる」と言わしめた御仁)
曰く、
1.コードトーンを追いかけると骨格が見えてくる
2.さらに、3rd音を意識することで曲が見えてくる
おー、なるほどなるほど。
楽譜に向かっても音符を追うばかりだったけれど、意識すべきポイントがはっきりしました。
これでもう、アドリブもブイブイ吹けますね。(って、まずは練習でしょ^^;)

◆レポーター兼で参加して6月からのこの半年、とても糧多い時間でした。
参加当初は、一応楽器は持ってきたものの、なんだか怖くて演奏に入っていけず、さらに“アドリブでソロ”なんていった日にはビビッて気絶しそうだったのですが、気が付いてみれば、なんだかんだとみなさんと一緒に演奏している。

◆もっともこれは、「眠っていた才能がついに目覚めた」とか、「天賦の才が開花した」とか、「ぼくの音楽性が飛躍的に向上した」とかいうわけではなく(まぁ、少しくらいはあるかも)、どちらかというと、「調子っぱずれでも(あまり)気にせず人前でぶっぱなせるようになった」とか、「こんなですけどここはひとつおおめにみてやってくだせぇ」とか、「あとはのとなれやまとなれ」とか、ある種ふてぶてしさというか、ひらきなおりというか、が身についたからなのではあるのですが・・・^^;。

◆とにかく、“みんなと演る”ことで、曲のノリや雰囲気がぐっとつかめるようになってきたし、練習するにも目標ができてモチベーションが上がったし。
技量としてはまだまだだけれど、それでも、「みんなと音楽をやる」ことの愉しさを知ることができたのは、なによりも嬉しい。

◆来年もまた愉しんでいきたいと思うと同時に、ぜひ多くの方々に仲間になってもらいたいと思う今年のセッション会なのでした。

こちらからメールで三四朗までお問い合わせください。